富士登山をきっかけに富士山ばっかりの富士山馬鹿になりまして・・・。小1から息子を連れて7年目。思い出しながらつづった徒然です。(最新情報ではないためご注意ください。ご参考程度になれば嬉しいです)


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カテゴリ:2008御来光まで( 11 )

いよいよ初めての御来光 ~2008年御来光まで11~

ブルーアワーを迎えている今、
星々が見える暗闇と、
少し赤く朝焼けになり始めている部分との間に、
なんとも表現しがたい美しさの青の空間がある。

その下にある朝焼けに光る雲海が、
きれいでもあり、飲み込まれそうで怖くもあり、
なぜだか人間の小ささを感じて、
今ここにいることをとても不安にもさせる。

ずっと見ていたいのに、
早く下山して地に足つけたいと思ってしまうくらい、
現実離れした光景だった。

本当は寝ていられる
せっかくの1時間だったのだけど、
すでに朝へと動き出し、どんどん変わっていく
この瞬間を寝てすごすなんてもったいない!
息子を起こしたら可哀想なんて言ってられない!

ここまで頑張って来て、
この光景を見ないで終わってしまうなんて、
そのほうが可哀想だ。
息子を無理やり起こし、外に連れて行った。


午前4時30分を過ぎ、
雲が厚くてなかなか現れない太陽に、
山小屋の周りに居たたくさんの登山者も
歩みを止めて見守っていた。

そして4時46分。
一点の赤い光が、ふいにぶ厚い雲の中から現れた。
その光が、だんだん大きく強くなっていく。

御来光は、雲の上から出てくるものだ思っていた。
なのに、思わぬところから現れるという予想外の展開。
それは我が家だけでなかったようで、周りにいた人々から
同じような感激の声が次々と聞こえてきた。

見知らぬたくさんの者同士がこの瞬間、
不思議と一体となった感動のなか、
いよいよ 「お日さま」 が現れた。


次回→めぐみの太陽

a0219656_014223.jpg


















今回の写真は、ちょっと欲張りすぎて、見えずらいでしょうか。上2枚は、文中にある「予想外」の雲の途中から出てきたお日様です。下の写真は、左から御来光前の山小屋の中の様子。見えませんが、息子は私の膝の上で寝ています。 真ん中は、こちらも御来光前、あまりにも美しすぎる光景に、ぐずる息子を無理やり起こして外に出た時の写真です。雲海がこわいくらい綺麗でもあり、作り物のような怖さも感じる迫力です。右の写真は、御来光がはっきり出た感動のなか、撮った写真の一枚です。
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by fujibakari | 2012-06-03 00:26 | 2008御来光まで

御来光までの時間 ~2008年御来光まで10~

小心者夫婦は、恐る恐る山小屋の人に
「休憩できるんですか?」
と聞いてみた。

すると、
「横にはなるのはダメだけど、机にもたれて寝るのはいいよ」
という返事。

なるほど、先ほど食事もせずに寝ていた皆さんは、
そういう事だったのね。

何も知らずに、食べたくなかったカップラーメンで
時間をつぶしたことが悔やまれたが、
1000円が高いかどうか、もう無視したいくらい休憩したかった。

山頂まで行きたいと思っていた旦那には申し訳なかったけれど、
まだ小さい息子と私の体力を考えたらもう限界。
3400mの富士山ホテルで
3人分3000円を払って1時間寝ることにした。

すでに時間は午前4時前になり、
あと1時間足らずで御来光をむかえるタイミングだった。

息子は旦那によりかかり、
可哀そうなくらいストンと眠りに落ちた。
ここまでよく頑張ったね。

私は、電車で寝るように壁にもたれかかり、
そのまましばらく記憶を失った。
しばらくすると、旦那が私に息子を預けて動き出したので、
少し目が覚めた。

すると、もう外が薄く明るくなり始めていた。
旦那はそのまま外に出たと思ったら、カメラを取りに戻り、
また外に出て、しばらく眺めていたようだ。
そして戻ってきた時に、写した写真を見せてくれた。

「あぁ、すごいなぁ。雲海ってこんなにきれいなんだ。」
まだ御来光には時間があったが、
なんという神秘的な光景だろうか。

午前4時15分ころ、
私も旦那と交代して外に出てみた。
後で知った「ブルーアワー」というこの時間の名前は、
本当にそのままを表していた。

次回→いよいよ初めての御来光

a0219656_23505822.jpg









初めて見た雲海。暗いのでどうしても写真だとブレてしまうし、実際は写真よりもう少し暗かったと思います。 さて、TVや雑誌で何度となく見た雲海って、本物だけどプロのカメラマンが明度やコントラストを調整した「作品」だ、とどこかで思っていました。 でも、本物は、もっともっとすごくて、大袈裟ではなく本当に飛び込んだら乗れてしまいそうな雲の海なんだ・・・と、 何とも言えない、言葉にすると単純になってしまい、軽い表現しかできないのが悲しいと思うくらい不思議な、自然の「作品」に、ただただ圧倒されるしかありませんでした。
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by fujibakari | 2012-05-29 00:11 | 2008御来光まで

休憩の金額 ~2008年御来光まで9~

午前3時ころに、
八合目の最後のほうにある山小屋
「元祖室」にお邪魔することに。

やっぱりお腹は空いていないけど、
何も頼まないわけにはいかないよね・・・と、
仕方なくカップラーメンを3つ注文した。

一つ600円だったかな?やっぱり思い出せない。
でもどうでも良いくらい、温かい場所で休憩したかった。

少しでもゆっくり休憩したかったが、
無情にもこういうときのインスタントラーメンは
さらに早い。

すぐに店のお兄さんが持って来てくれたが、
麺がのびるのもお構いなしに
チビチビ食べていた。
しかし、こんなに超特急で目の前に出てきたラーメンを見ることなく、
息子はそのまま机で熟睡しはじめてしまった。

「あったまるから、食べでごらん。」
と何度か促すものの、彼の意識は夢の中。

結局、お腹が空いていないのに注文した3つのラーメンは、
旦那と私の二人で食べることになり、
かなり大変だった。

さて、落ち着いてよく周りを見渡すと、
私たちが食べている横で、
外国人の団体さんが、机につっぷして
全員が寝ている不思議な光景が目に入った。

もっとよく観察すると、
食堂にたくさんいるお客さんの半分以上が、
同じように何も食べずに寝入っている。

「お店の人に注意されたりしないのかな?」
と、旦那と小声で話していたが、
よくわからなかった。

名残惜しい気持ちがいっぱいのまま、
食べ終わった我が家はまた外に出ることに。
ふぅ、しんどいよぅ。

しかし、
すぐ上にある本八合目の山小屋に向いて登っていると、
山小屋から
「休憩1時間1000円ですよ~」
という呼び声が聞こえてくるではないか!!

「え?え?食事頼まなくても、1000円払えば1時間休憩できるの???」
旦那と私は喜んだ。


次回→御来光までの時間

a0219656_23555063.jpg
かわいそうに、疲れ切って熟睡です。本人の意思を確認して今回も登ったとはいえ、やっぱりまだ2年生。こんなつらいところで、こんな深夜まで辛いよね。我が息子ながら、頑張りました。
さて、まだ山小屋泊の経験がなかった2008年、山小屋自体がなんだか近寄りがたくて、焼印や飲み物などを購入することはあっても、ちゃんと中に入って休憩したのは初めてだったかもしれません。外の寒さとはうってかわって、山小屋の中がこんなに暖かいとは知りませんでした。 お金はもちろんかかりますが、本当に有難い存在です。


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by fujibakari | 2012-05-25 00:09 | 2008御来光まで

とにかく寒い ~2008年御来光まで8~

もう山小屋に着くたびに、
休憩を取らなければ体がもたないほど疲れていた。

休憩を取ると言っても、
小屋の外の庭のような暗い広場で、
ベンチか地べたに座り込むしかない。

すでに3000mを超えた外は真冬なみの気温。
ウエアを半そで→長袖→フリース→ダウンベスト→レインウエア
と、これだけ着込んで、更にはスキー用の手袋もして、
カイロも持っているのに、
どうにもこうにも寒くて体がガタガタ震えてしまう。

特に足が寒くて仕方がなく、
足もパンツの上に、レインパンツをはいていたがダメだった。

前回はまだ、下山の下のほうで夜を迎えたので、
寒かったけどここまでではなかった。

こんなに寒いなら、
ちゃんとアルミのシートや座布団、
エマージェンシーブランケットなんかを持って来るべきだった。
甘かった!!
眠いけど、休憩したいけど、このまま外で座っていたら、
間違いなく低体温症になって大変なことになる!
と思った。

体力を消耗して足が前に動かせない息子と私と違って、
なぜか旦那だけはまだまだ元気で不思議だった。
(なんで???)

「休憩したい」と言っても、
旦那はどうしても山頂で御来光が見たいらしく、
「あと少し行こう!もう少し頑張ろう」
と言って私たちを連れて行く。

息子と私は、もう歩きたくないと半ば泣きそうな気分だった
(息子はやっぱりウェウェと声を出して泣いていた)が、
こんなに真っ暗で人が多いなか、
「お父さんだけ先に行っていいよ」とは言えず、
また旦那もさすがに今回は、
私たちを置いて行くことはなかった。

もうだめだ、寒すぎる~。
お腹は空いていないけど、山小屋にお世話になろう!


次回→休憩の金額

うぅっ(泣) 先日久しぶりにアップできたと思ったら、以前載せた写真をまた載せてしまった~!(焼印の写真) しかも、今回載せる写真が無いではないか。 毎度無計画掲載でスミマセン。
なお、寒かったのはこの時だけではありません。夜、特に夜明け前の山頂付近は本当に寒いのです。おまけに風がふいていたから、体感温度が極端に下がります。動いていれば温まるけど、まず動くことが辛い・・・。もう足も上がらないし、前に出ないから、まるでゾンビのようにズリズリと足をひきずりながら、ジワジワと進むのみ。
そうそう、この時、確かに寒いのですが、私は一つ服装に失敗しています。恥ずかしいけど、悪い事例としてご紹介しますと・・・上はあれだけ着込んでいるのに、下はなぜか山パンツの下にタイツなど防寒着を身につけていませんでした。しかもその山パンツが薄手のタイプ(泣)。いくらパンツの上に防風のためにレインウエアのパンツをはいていたところで、保温ができないのだから、寒いわけです。2009年の時は、反省してスキー用のタイツを履き、2010年は膝が楽になるサポートタイツに昇格(笑)


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by fujibakari | 2012-05-20 17:55 | 2008御来光まで

残りの登山にかかる時間 ~2008年御来光まで7~

いつのまにか午前2時を過ぎていた。

「いつの間にか」というくらい、
寝不足と酸素不足とで、もうわけがわからない状態で、
またしても
「私、何で登るって決めたんだろう…いやいや頑張りたいけれど・・・」
という自問自答が頭の中で繰り返されていた。

後で写真を見ても、元気なのは旦那だけで、
息子は22時を過ぎた頃からウェウェと泣き出し、
私は0時を過ぎた頃からすっかり顔が暗くなっていた。

そういえば、八合目のどこかで
近くにいた若いカップルの女性に
「あと3時間くらいで山頂に行けますか?」
と話しかけられた。

私たちは初めて登った前の年、
通常6時間程度で登れるはずの富士宮口を
倍の12時間以上かかってしまったことを話し、
「ここからだと6時間はかかるかも。でも私たちは子供を連れているし、
 皆さんはもっと早いかもしれません。」
と答えた。

女性は御礼を言いながら
「え~!まだ6時間もかかるんだって!」
と彼氏に嘆いていたが、後で考えると
「子供がいるから」なんて付け加えなくても、
嘘にはならなかったなぁと思った。

八合目から本八合目まで通常100分のところ、
渋滞につぐ渋滞で
な・・・なんと240分もかかっていたのだ。

辛くて辛くてほとんど記憶が無いのだけれど、
結局御来光の時間にたどりついた九合目まででも、
スタートから10時間以上かかってしまった。

もうクタクタで息子だけでなく私も足が上がらなくて、
何度も休憩をお願いした。
その休憩時間を差し引いたとしても、
8時間以上かかってもやっと九合目だった。


次回→とにかく寒い

a0219656_23555778.jpg













みてください!この行列!これが有名な御来光渋滞です。日帰り夜間登山に人も、宿泊登山の人も皆、できれば山頂で御来光を拝みたいと、同じような時間にぞろぞろと集まってしまうのです。もうほとんど「牛歩」です(泣) と、言いつつ、ここまで高度が上がると酸素が極端に少なく、酸素が不足するためさらに疲労が増すため、足があがらなくなってしまうので、意外にもこの牛歩がありがたかったりもするのですが・・・。ペース配分が難しいですね。
下の写真は、すでに顔から笑顔が消えた息子と私の写真。顔を隠してますが、私の顔ったらすんごいヒドイ~~~。ありえな~い(泣)

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by fujibakari | 2012-05-16 23:52 | 2008御来光まで

夜空の星 ~2008年御来光まで6~

やっぱり辛くて辛くて大変な登山だったが、
見上げた時の夜空だけは本当に救いになった。

なんてきれいなんだろう・・・。

ちゃんと自分で「天の川だ!」
とわかるくらいのはっきりした天の川は初めて見た。
しかも大きいというのか、広いというのか、
星がありすぎて怖いくらいだった。
そして、それ以上にはっきり見えたのが流れ星だ。

私の実家は自然の豊かな住宅街だ。
今住んでいるごみごみした都会に比べたら
はるかに人工的な明りは少ない。

それでも街灯や、等間隔にある家々の明かりが邪魔して、
はっきりと流れ星を見たことがなかった。

小学生の時、友達と夜に花火をしながら、
みんなで流れ星を探したことがある。
その時、「あれ?流れ星かな?」
という程度の自信の無いものを見た記憶がある。

でも今思えば、それは流れ星ではなく、
見たいという小学生の願望が
そうさせたものではないかと思える。

それくらい、富士山で見たたくさんの流れ星は
はっきり光の尾をつけて、サァッと流れて消えていく、
まさしく「流れ星」だった。

そういえば、この時息子は流れ星を見れたのだろうか。
周囲の見知らぬ人たちと、
「あ!流れ星だ!今のそうでしたよね」
なんて友達のように話してみたりしたものの、
当の息子はすねて泣いて、じっと上を見ていないから、
いつも見逃していたような気がする。

もう4年も前になる2008年の記憶は、
もったいないけど辛くて細かいところがほとんど思い出せない。


次回→残りの登山にかかる時間

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とんでもなくお久しぶりの更新ですm(_ _)m やっと仕事の山を越えました~!
さて、星の写真はやはり素人の私には撮れなかったので、途中の写真を。左の写真、7合目あたりから続く岩場の写真です。ちょっと杖が邪魔になることもありますが、右の写真のように焼印を押してもらうために頑張って、こんな感じの岩場を何度も何度も登って行きます。や~っと3100m!!うれしい!でもまだまだ・・・・。右側で座り込んでいる人は見知らぬ方ですけど、辛いのが伝わってきますね。
流れ星、この日は特に多かった気がします。その後の富士山では、こんなにもたくさん見たことがないので、もしかしたらナントカ流星群の日だったのでしょうか。とにかく感動ものでした。


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by fujibakari | 2012-05-15 23:51 | 2008御来光まで

ドラマチックな泣き方 ~2008年御来光まで5~

富士宮口では、〇合目という起点に山小屋があったから、
山小屋到着=〇合目クリア!だったのに、
吉田口では、行けども行けども山小屋だらけ(泣)

23時ころになって、
やっと八合目太子館3100mに到着。
「やったぁ八合目だ(喜)」とか思っても、
その後にも「八合目〇〇山荘」というヤツが
何度も何度も出てくるから、だんだん落ち込んでしまう。

さらに、七合目の次が八合目なのに、
その次が本八合目・・・
極め付けが、この後が八合五尺(8.5)…
えぇ~(泣)

そんなこと、
もちろんちゃんと調べて登ってはいるのだけれど、
人間辛くなると(酸素が足りなくなると?)
思考回路がおかしくなるのか、
まるで知らなかったかのように
いちいちショックを受けて勝手に落ち込んでいた。

0時近くなってくると、
今度は下のほうの山小屋に泊まっていた人が動きだし、
さらに人・人・人!
我が家が遅いとかどうとかの問題どころの騒ぎじゃなく、
本当に少しずつしか進まなくなってしまった。

そんなことで、
八合目からは本当に本当に長かった。
息子だけでなく、もう三人とも黙々と登るだけ…。


・・・と思っていたら、横から
ウェッッウェッッと引きつるような声。
見ると、息子が声を出して泣いている!

え~~~!?
なんで一年生の時に泣いてないのに、
二年生で泣くのよ~!
しかも、そんな声出して(泣)

まるで、テレビドラマのくさ~い泣きの演技みたいで、
おかしいやら、恥ずかしいやら、呆れるやら。
子供っておもしろい。

次回→夜空の星

a0219656_21214721.jpg











ぼかしていますが、息子の顔がめちゃくちゃ沈んでいるのがお分かりでしょうか。下の写真は、どこかの山小屋のベンチで寝込んでいます。
確かにつらい!つらいんです。だから、泣いてしまう気持ちは、この時の私も同じだったのでわかるのですが、まさかこんなにも声を出して泣いてしまうとは・・・。 昔は私に怒られたりすると、すぐ泣いてしまう子だったんですけど、後にも先にもこんなクサイ泣き方をしたのは、富士山の時だけでした。(って、次の年も同じように泣いてます(笑) でもやっぱり富士山の時だけでした。)


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by fujibakari | 2012-04-11 21:24 | 2008御来光まで

エンドレス山小屋 ~2008年御来光まで4~

21時を過ぎ、
たくさんの山小屋を通過するころになると、
広かった道も狭くなり、
いつしか混雑するようになっていた。

「すごい人だね~。家族がはぐれないようにしなきゃね。」
と気をつけないといけないくらい、
背の低い小さな子供だと、
すぐ埋もれてしまいそうだった。

富士宮口や他の登山口と違って
山小屋がたくさんある吉田口では、
次の山小屋までなんと10分もかからず
着いてしまうこともあって驚いた。

しかしここからが大変!

行けども行けども山小屋に山小屋…
しかも人が多すぎて、
もうどの山小屋が何ていう名前なのか見えず、
さっぱりよくわからない(泣)

焼き印も、消灯時間を迎えていることから
すでに終わってしまったところがほとんど。

息子には言えないけれど、
14もの山小屋がある吉田口では、
いちいち全部押すとお金も時間も大変だ~(泣)
と思っていた。

しかし、お金がかからなくて良い分、
息子のスタンプラリー作戦が使えず困った。

そう、その予感は見事に的中!

あれだけご機嫌で登っていた息子は、
早くもはまってしまった渋滞と、
クリアしてもクリアしても次から次へと出てくる
エンドレス山小屋のおかげで先が見えなくなり、
あっという間にテンションは急降下。
まったく口を開かなくなってしまった。


次回→ドラマチックな泣き方

a0219656_22513843.jpg








何件もの山小屋に着くのですが、まだまだ七合目です(泣) でもこのあたりはまだ大丈夫でした。すぐ次の山小屋に着くのですが、急な岩場が続きます。右下の写真はその岩場を登っているところ。暗くて写真ではよくわからないかな?左側に鎖が見えるかと思います。
左下の写真は、わずかに営業していた焼印を押してもらっているところです。みなさんこうやって小屋の入り口付近の外か中で待機して、お客さんからリクエストがあれば、火鉢で熱せられた焼印を押してくれるのです。だいたい200円(たまに300円)。中には2種類のデザインを押してくれたり、その年の年号が入ったものだったりと、デザインがいろいろで楽しいんです。


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by fujibakari | 2012-03-26 23:00 | 2008御来光まで

励ましの声 ~2008年御来光まで3

登山者のヘッドランプがあるとはいえ、
やはり暗くて先がさっぱりわからない。

先が見えないとなると、
息子のテンションが異様に下がって困る。
でも、やっと遠くに小さく見えはじめた
たくさんの山小屋の明かりに元気をもらい、
他の登山者のおかげで賑やかで怖くはなかった。

まだ小2の息子は、頑張っているけれど、
まだまだ超~ゆっくり。
団体さんの長い長い列に捕まってしまうと
抜かすのも抜かされるのもタイミングが難しかった。

やっと最初の山小屋に到着した。
と思ったら、またすぐ次の山小屋に到着。
さすがダントツ人気の河口湖口!
富士宮口に比べてなんて登りやすいんだろう(喜)

何度か、山小屋に着くタイミングが一緒になる
一人登山のご年配の男性がいた。
まだ小さかった息子を見かける度に
「えらいね~。頑張ってるねぇ。」
と何度も声をかけてくださった。

何度目かの山小屋で写真を撮っていると、
先ほどのおじさんが
「撮ってあげるよ」とまた声をかけて下さった。

お言葉に甘えて、
家族三人の写真を撮っていただいたときにお話しをしてみると、
もう10回以上登っているベテランさん。
だけど、ご来光はまだ1回しか見たことが無いとのこと。

「え~~!そんなにめったに見れないんですか??(泣)」
二回目にして、ご来光を拝むことを最大の目的にしていた我が家は、
家族でめちゃくちゃがっかりしながら
御礼を言ってまた別れた。

この後は人が多くてお会いできなかったけど、
ご来光の時間帯にはきっと、
優しいおじさんと同じ景色を見ているんだろうな。


次回→エンドレス山小屋

a0219656_1822297.jpg















そういえば家族3人の写真って、こうやってどなたかに撮っていただくかしないとなかなか無いもんですね。たまにタイマー使ったりはしているけど。 もうこの辺は少し岩場を登ったりが始まっていたと思います。まだ3人の顔に余裕がありますね~(笑) しか~し、この後の表情がだんだん変わっていきます。苦しさを物語る表情をブログでお見せできないのがとっても残念(泣)
※祝!外付けハード君復活!今日は代休をいただいたので、ハンズに姉の名刺の紙を探しに行ったり、久しぶりに一人で紅茶のお店で優雅にまったりなんかしても、自宅でじっくり取り組む時間がとれました。でも不安定な彼はメンテに出さなければならないかもしれないので、念のためデータは別のところに避難。 ふぅ、これでブログも更新できるし、姉の仕事が本格的に開始するまでにデザインも完成できるかも!頑張るぞ~!



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by fujibakari | 2012-03-23 18:37 | 2008御来光まで

光のごほうび ~2008年御来光まで2~

さて、当時小2の息子はというと、
真っ暗だけど、ヘッドランプを着けて富士山モードでご満悦なうえに、
富士宮口に比べてはるかに整備された道に
「こっちのほうが絶対登りやすいよね~」
なんて、ちょっと生意気を盛り込みながらいろいろ話していた。
イヤイヤ登ることになるかなぁなんて心配していたけど良かった~。

日は完全に沈み、本当に真っ暗だった。
霧雨もだんだんと消えていき、目が慣れるとともに、
ガスの切れ間から夜空の星や下界の夜景がきれいに見えはじめた。
なんてたくさんあるんだろう。

すると、遠くの空がピカッとと静かに光ったのが見えた。
誰かが 「あ!雷だ!」 と言って、
見ず知らずの登山者同士が皆同じように遠くの雷を探していた。

ピカッ…また光った。
光った後で、遅れてかすかにゴロゴロと聞こえる。

隠れる場所が極端に少ない富士山では、雷が一番怖い。
どうしよう(泣)と思ったが、
どうやらかなり遠くの雷のようで、
やっぱり周囲のみんなが同じように安心していたのが感じられた。

いつもは上から落ちてくる稲妻が、
この時は私たちと同じくらいの高さの遠い空に、
浮かぶように光っていた。

その後も、何度も静かに光っていた稲妻は、
なんともきれいで幻想的。
この光景を見れただけでも、登ったかいがあった。

次回→励ましの声

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高い山から見る遠くの雷、この5回の富士山のうち2回は見たことがあり、また、燕岳の山頂でも遠くの雷と下界の打ち上げ花火を一緒に見れたりと、なんとも不思議な光景を体験できたことが何度かあります。おかげで辛かった登りなんてすっかり達成感に変わってしまいます!そういえば私、半そででしたね。息子や旦那が長袖を着ているくらいなので確か冷たい空気だったはずなんですが、この時はなんだかそれがちょうど気持ちよくて、周囲の方から「寒くない?」なんて声をかけられることもあったものの、「お~、さすがに寒いぞ」と思えるまで、半そでで登っていました。 普段でもそうなんですけど、汗をかきたくないんです。真冬のさむ~い日の通勤電車でも、ホームに電車が入ってきたら、そそくさとコートを脱いで汗だくになる満員電車にそなえてます。

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by fujibakari | 2012-03-14 23:09 | 2008御来光まで