富士登山をきっかけに富士山ばっかりの富士山馬鹿になりまして・・・。小1から息子を連れて7年目。思い出しながらつづった徒然です。(最新情報ではないためご注意ください。ご参考程度になれば嬉しいです)


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カテゴリ:2010富士山頂( 7 )

下山の準備 ~富士山頂7~

今回お楽しみの一つとして
大砂走りの下山を入れているけれど、
実は一番距離が長く、途中の山小屋もほとんどなく、
人によっては一番辛いコースだと言われている。
さてさて、私たちにはどうなるのかな。

山頂の人数がかなり落ち着いたらしく、
割と早く御殿場の下山口に到着した。
よく見ないとわからないくらいだが、ここには銀明水の祠がある。
火口に近い金明水とともに
富士山では貴重な雪解け水が溶岩の間からしみだしているらしい。
その銀明水の祠の周囲にあるベンチ?で下山の準備をした。

靴の上から足首を覆うスパッツを履き、
メガネかスキー用のゴーグルを出し、マスクも準備。
日焼け止めを塗り直して、
最後にザックに雨用のカバーをかぶせる。

これ、すべて土ボコリ、砂対策。
富士山はとにかく土埃がすごい!
登っているだけで鼻や耳の中が真っ黒になり、
髪の毛はバリバリに固まる。
ましてや下山には大砂走りが待っている。

私は視力が0.1無くハードコンタクト。
メガネにチェンジできなかったら大変だ。

大砂走りはまだ後半からだけど、
すでに完全防備に変身した私たち。
気持ちの良い快晴のなか、三人で記念写真を撮って、
8時50分、さあ、出発だ!

次回→御殿場口の登山者

a0219656_23481545.jpg




上と左の写真は2010年のもの。
右下は2009年に須走口の砂走りから下山した時の様子。
初めての「砂走り」と言うことで、重装備したこの時の格好は、かなり笑えますね(笑)
※御殿場口は「大砂走り」で、須走口は「砂走り」。大砂走りほど豪快ではありませんが、やっぱりふかふかの砂の急斜面を降りることができます。

コンタクト暦25年の私は、超ドライアイで乱視なのでソフトが使えず、本当は使い捨てとかにできれば、水の貴重な富士山でも快適にできるのですが、こんな理由でずっとハード。
「山小屋で寝るときは???」・・・普段でもよく着けたままうたた寝してしまうので、実は着けたまま寝ています。御来光を見てから、そそくさとはずすんですけど、この時は下山まで頑張ってしまいました。(良い子は絶対マネしないでね!!)


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by fujibakari | 2011-09-04 00:05 | 2010富士山頂

鎮座する巨大な溶岩 ~富士山頂6~

毎回登頂できるかわからない不安をかかえて、
やっと達成できた山頂での体験は、それぞれ貴重なもの。
朝食のお楽しみ不発に続く、焼印事件はかなりこたえた。

しかし落ち込んでばかりいられない!
頭もまだギュ~っと痛いし、
これから一番辛くて長い下山が待っている。

今日の日付を入れてもらえる記念バッジを息子に買い、
とりあえず下山口までまたお鉢の道を
来た時と逆方向に歩き始めた。

「あれ?そう言えば、毎年写真を撮る巨大な溶岩の塊って無かったっけ?」
と聞くと、旦那と息子が二人で「あれだよ」と指差した。
「あったあった!う○ち石!じゃあ写真撮ろう!」
と、8時02分、交代で写真に収めた。

この溶岩の塊は、
お鉢の道の途中にドーンと転がっている。
つい最近転がって来たかのよう。
でも斜面でもないこんなところにあるのだから、
当然「つい最近」ではない。

富士山の最後の噴火は1707年(宝永4年)だけど、
六合目あたりにある宝永火口から、
こんなに巨大な塊が山頂に飛んで来たのか??
(そんなことって、あるの??)
もしくはもっと前の山頂での噴火でできたもの。
ということは、単純に考えても300年以上前から
ずーっとここに転がって、
いや、鎮座しているのだろう。

形状からついつい「う○ち石」
と名付けてしまったけれど (しかも親の私が…スミマセン)
長い地球の歴史と偉大さを感じずにはいられない。

次回→下山の準備

a0219656_2347459.jpg






上の写真が、2008年(息子2年生)、右下が2009年(3年)、左下が2010年(4年)の時の写真です。
2007年の1年生の時は、初めての富士登山でお鉢めぐりどころではなく、写真はなし。
今年2011年は、お友達も写っているので省略していますが、毎年同じところで撮影すると、子供の成長がわかっておもしろいです。

山頂には他にもごろごろと大小の溶岩の塊がころがっています。
しかし・・・本当に立派な塊だと思いませんか?
こんなのが火口からムニューッと出てくるんですから、なんだかすごいですね~。


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by fujibakari | 2011-09-02 00:02 | 2010富士山頂

大賑わいの富士山銀座 ~富士山頂5~

通称富士山銀座には、3軒の山小屋が並んでいる。
銀座と呼ばれるだけあって、人の多さはハンパではなく、
山頂とは思えないくらい何でも揃っていて、
山小屋のお兄さんたちの呼び込みも活気がある。

お兄さんたちは、山開き中の約2ヶ月間フルに働いていて、
驚くほど真っ黒に日焼けしている。
また、小屋の前のベンチにも
様々なスタイルで休憩している人でうまっていて、
なかなか座ることが出来ない。

私たちが朝食を取った、小高くなっている場所から見ると、
カラフルなウェアの点々が集まりすぎて、
山頂とは思えない派手な色合いの不思議な場所になっていた。

さて、山頂の神社で御朱印をいただく前に、
最後の焼印を入れてもらうことに。
初めて登った時に使った金剛杖の焼印の裏に
同じように下から順番に押してもらっていたから、とても思い入れがあった。
なので、担当の人に
「(昔の)この列ではなく、こっちに押してください。」
と説明し、了解をもらった。
次が私たちの番だと思った時、
急にその担当者が交代して朝食に行ってしまった。

次の瞬間、 あ!…
という間もなく、あっけなく昔の列の並びに押されてしまった。
なんてこった!
今説明して了解してもらったとこじゃん!

「そこ違います!」と言ったがまったく聞く耳なしで、無視されてしまった。
後ろには行列が出来ているし、
悔しいけど黙って引き下がった(泣) あ~ぁ。

次回→鎮座する巨大な溶岩

a0219656_21431096.jpg






ウエアでカラフルになっている状態の写真、
前回のほうが分かりやすいかもしれません。
最近のウエアってほんと、おしゃれでカラフルで、
きれいな色が多くて、毎年ついつい新調したく
なる衝動を抑えるのが大変です(笑)
安全面でも、自然に溶け込む色より目立つ色のほうが
何かあったときに発見されやすくて良いそうです。
なるほど!

焼印事件は、ちょっとした事かもしれませんが、
私のことでなく、子供がここまで頑張ってきた
最後の山頂の焼印だっただけに、とても残念でした。
しかも扱いの悪さにがっくり(泣)


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by fujibakari | 2011-08-31 21:55 | 2010富士山頂

富士山銀座の大行列 ~富士山頂4~

最大のお楽しみイベントが不発に終わり、
かなりなショックを受けていたが、
気を取り直してお弁当をいただく。
冷たいけど、こんな不便な環境でいただく食事は
とても有難くて美味しかった。

食後、旦那が恒例行事のトイレに向かう。
息子と私は休憩(息子は爆睡)していたが、
しばらくして元気になった息子と
山頂ならではのお土産を買いに行くことにした。

旦那はトイレに行ったきり、まだ帰って来ない。
きっとぶらぶら楽しんでいるのかなと思い、
荷物を持って私たちも富士山銀座に移動した。

あれ?何だこの大行列!

トイレから続く長い長い列だ。
え?お父さんどこ?いる?
と息子と探すと、いたいた!まだ列の真ん中くらいだ。
まずい、これでは急に行きたいと思っても行けない。
息子ととりあえず並んでムリヤリでも行っておかなければ!
という事になり、旦那に居場所を伝えて二人で並んだ。

どれくらい並んだのか…
やっと着いたトイレで200円ずつ払う。
入る前から強烈だった臭いが、ガマンの限界を超えていた。
うおっっ!強烈!
いつもはここまでひどくなかったぞ。
人の多さにバイオトイレが追いつかなくなったのかも。

次回→大賑わいの富士山銀座

a0219656_2194033.jpg



う~ん、わかるでしょうか。
左側に山小屋が数件並んでいて、右側一番手前にある建物がトイレです。
そのトイレに向かって写真中央の通路にずらっと並んでいるのが、トイレ待ちの長い長い列です。(列の向かって左側は多分違うと思いますが・・・)
山小屋で御来光を見てから、山頂に登ったときは、こんなに並んでいなかったから、やはり山頂で御来光を見たいと目指す方がこんなに多いってことなんですね。驚きました!


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by fujibakari | 2011-08-30 21:12 | 2010富士山頂

いよいよお楽しみイベント ~富士山頂3~

30分移動し、吉田口手前の広い場所で朝食にすることにした。

この広い広い空間には、
朝食を取る人や火口や下界をバックに写真を撮る人、
放心状態でぼーっとする人、
死体か?と思えるほどただただ寝る人など、
場所取りに悩むほど大勢の人がいたが、
やっと3人で荷物と腰を下ろした。

もうお腹空いた~疲れたっっ!眠い!
息子を中心に口からついつい出てしまう。
でもやっとお楽しみのラーメンとコーヒーだよ~!

旦那の大きなザックから、
ドラえもんポケットのように、コーヒーやカップラーメンが次々出され、
超小型のカセットコンロとガスボンベが登場!
手がかじかむなか、
旦那がコンロにボンベをセットしカチッと点火した。

が…点かない…
火花すら飛ばない…
カチッカチッと何度も挑戦し、ちらっと火花が出るので
手で風を防いでみたりしたが見事に反応なし(泣)

え!もしや予感的中?
買うのをやめたジェットボイルが頭をよぎる。
いやいや、ライターがあれば大丈夫だよと辺りをみるが、
借りられそうな人はなく、旦那が山小屋に売ってないか探しに行ってくれた。

しかし…あるのは土産用の置物ライター1000円なり~。
ダメだ(泣)仕方ない諦めよう。
息子はえ~っっ!と文句を言って、さっさと山小屋のお弁当を食べ始めてしまったが、
一番可哀想なのは、頑張って重い荷物を持って来てくれた旦那だ。

次回→富士山銀座の大行列

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ダメだとわかり、さっさとお弁当を食べる息子(上)と
ボーゼンとする旦那(下)←ほんとお疲れ様

朝食のお弁当もあったのですが、寒い中で温かいものをいただくイベントを本当に楽しみにしていただけに、家族でかなり落ち込みました。
富士山頂では沸点が低く、なかなかお湯が沸かないうえに、寒いし気圧も低いから家庭用のカセットボンベタイプでは点火自体も難しいらしいと聞いて、実は話題のジェットボイルを買うべきか悩んでいました。
悩んでいるうちに人気でどこも売り切れになり、結局キャンプ用に持っていたG‐stoveという本体が単行本くらいに折りたためる家庭用カセットボンベタイプを持参してたものの、予感的中!
災害対策用にもともと購入の簡単な家庭用ボンベにこだわっていたのですが・・・あ~ぁ(泣)
ちなみに今年2011年は、この痛~い経験からジェットボイルを購入。めちゃ快適に活用できてます。山のコーヒーは、心まで温まる~~。


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by fujibakari | 2011-08-29 22:41 | 2010富士山頂

山頂からの景色 ~富士山頂2~

私たちの後ろからも、吉田口に向かう人たちで渋滞してしまうため、
何とかタイミングを見て通らせてもらった。

まだ5時台、世の中は早朝にあたる時間帯、
太陽は少しずつ高くなってはきたけれど、
雲海とその合間に見える下界の大地に朝日が差し、
キラキラ輝いている。

これまでは、登山途中の山小屋で御来光を見ていたため、
夜が明けるまでの時間と御来光は
本当に美しい!と思ったことはあったが、
太陽が高くなってからはずっと山頂に向いて登っていてたので、
早朝の下界がこんなに幻想的な世界になっていることは、
今まで知らなかった。

最強にネガティブ思考の私でさえ、
嫌なことなど忘れられそう、すべてがうまくいく!
と前向き思考にならざるおえないほど、
圧倒的に引き込まれる神秘的な景色があった。

それはまるで、
よくある富士山の写真集の1枚のような完璧な風景。
お鉢を歩きながら、何度も何度も立ち止まり、家族で眺めてしまう。
写真もたくさん撮った。
携帯のカメラで撮った写真でさえ、
何日も何時間も狙ってやっと撮れた1枚のように完璧だった。

次回→いよいよお楽しみイベント

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今年2011年の写真と比べても
この年2010年の早朝の山頂は、特にきれいだったかもしれません。
ちなみに、私は写真は好きですが、絞りだのホワイトバランスだの調整するのが苦手で、いつもオート・・・。
4度目の山頂でしたが、この瞬間を家族で一緒に居られたことは本当に嬉しかった、忘れられない思い出です。



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by fujibakari | 2011-08-27 18:43 | 2010富士山頂

お鉢の大渋滞 ~富士山頂1~

一息つくと、お腹が空いてきた。
いよいよずっと楽しみに準備してきた、自前カップラーメンとコーヒーの出番だ。

息子は楽しみで、すぐにここで食べたいと言っていたが、
食後のトイレを考え、何もないこの場所から
富士山銀座と呼ばれる賑やかな吉田口山頂まで移動することにした。

火口が大きな口をポッカリと開けた山頂は、
周囲を一周することができ、
日本最高峰の剣が峰や富士宮口の浅間神社、
吉田口の富士山銀座などを巡る「お鉢巡り」と呼ばれる
日本一のハイキングコースになっている。

5時20分、
そのお鉢を1/3ほど反時計回りに歩き始めた。
山頂ってなんとなく平らで広いイメージがある。
しかし現実はアップダウンあり、岩場あり、人一人しか通れない場所や
崖っぷちぎりぎりの道もあってなかなか楽しめる。

しかし、移動し始めてすぐに大渋滞に出会ってしまった。
ぞろぞろぞろぞろ…
長い長い列をなして吉田口方面から富士宮口方向へ人が歩いて来る。

「おはようございます!」
と、知らない者同士お互い挨拶して気持ち良いが、
ちょうど出会った場所の道は狭く、崖っぷちだったため、すれ違うのが怖い。
息子が落ちてしまわないように、ずっと服を掴んだまま、
列が途切れるのを待つしかなかった。
でもいつまでたっても途切れることがない。
困ったな。

次回→山頂からの景色

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う~ん。崖っぷちの写真を探したけど無い(泣)
ここだとお互い離合できるんですけど、
渋滞に出会ってしまったのが、ちょうど岩場で
右側の下界に少しでもクラッときたら
本当に上がってはこれないな・・・というような場所。
なかなか通れないことよりも安全面で困りました。
そういう場面が2~3回あり、私が必死で子供の
服を掴んでいると、親切な男性が
「あぶないから通してあげて!」と声をかけて
くださって助かりました。

しかし、息子は何枚着込んでるんでしょうね。


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by fujibakari | 2011-08-25 22:53 | 2010富士山頂