富士登山をきっかけに富士山ばっかりの富士山馬鹿になりまして・・・。小1から息子を連れて7年目。思い出しながらつづった徒然です。(最新情報ではないためご注意ください。ご参考程度になれば嬉しいです)


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睡魔と不思議な寝姿 ~2008年山頂まで3~

・・・・・・・・・やっぱり長い。

御来光の後は、感動で元気を取り戻していたが、
どんどん苦しい現実が戻ってきた。

そして眠い!
異常に眠い!
私がこんなに眠いんだから、
息子の睡魔はハンパじゃない。

息子はつらくなってくると、
「次はどこで休憩する?」を連発する。
「九十九折りの角を〇個目ね」
と長い距離を設定すると気分が萎えて進まなくなるので、
仕方なく10~15mくらい先の岩や石を目標にする。
なので「次、どこ?」
を連発することになるのだが、
不思議なのはその休憩。

目標を決めてあげると、とたんにガッツが出て、
さっさと先に行ってしまい、目標の石にたどり着くと、
器用にザックをクッションにして
パタッと一瞬芸のように寝入ってしまう。

そして追いついた私たちに起こされ、
ウニャウニャ文句を言いながら
「次、どこ?」と聞く。

また次の目標まで先に行き、
パタッと寝入ってしまう…
ずっとその繰り返し。

これは寝不足で日帰り登山をした
前年2007年もまったく同じだった。

寝不足というだけでなく、
やっぱりこれも酸素不足の高山病の一つだったのだなと思った。

寝姿は様々で、
足や手がいろんな方向を向いていて、
毎回とても不思議な格好だった。

次回→家族そろっての山頂

a0219656_20141443.jpg



























富士山ホテルから山頂まで90分ということですが、やっぱり辛くてトボトボトボトボと登るので、超ゆっくりです。右上の写真、山頂付近の富士山の角度が伝わるでしょうか。 下の2枚は、息子の一瞬芸の寝姿です。 左下はちょっとわかりにくいですが、息子は寝ているんです。それが可笑しくて写真を撮りました(笑)。 そして右下の写真・・・。足はいったいどうなっているんでしょうか。 でもずっーとこんな感じ(笑)。どんな格好でも寝てしまいます。 それだけ眠かったんです。 高山病もあったかもしれませんが、よく考えたらほとんど寝てないもんなぁ。
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by fujibakari | 2012-06-23 20:25 | 2008年山頂まで

今日のヒトコト・・・トイカメラ

今年のこどもの日。箱根の金時山から明神ヶ岳への登山の写真。

息子がトイカメラで撮った写真です。

a0219656_23393575.jpg


実はこれ、何年生かは忘れましたが、
ベネッセのチャレンジの付録にあったフィルムカメラ。
レンズがプラスチックなので、めちゃめちゃいい味に写るんです。

それに気が付いてから、尾瀬や立山、
箱根外輪山などに行ったとき、デジカメは私が撮影し、
息子はこの付録のトイカメラ、
旦那はスマホで自由に撮影しています。

でもこのカメラ、見た目は派手で幼いお子様向けデザインなので、
大人に見える息子がこれで撮っていると
結構注目されてしまいます。

a0219656_233826100.jpg2011立山です。


a0219656_2339081.jpgもういっちょ、立山です。

a0219656_2339998.jpg最初の写真と同じ、箱根外輪山です。



さて、トイカメラではありませんが、
先日、私の誕生日に出かけた近場の旅先にて
フリマで古いフイルムのハーフ式カメラを発見!
オリンパスのPEN EE-3です。
といっても私、詳しくないのでよく知らないのですが、
昔見たことがある、なんとも美しいデザインのカメラ。

店主のおじさんいわく、
「集めるのが趣味だったから、使ってないし、おすすめだよ」
とのことでした。
5000円!!
悩んでいたら、4000円にまけてくれたので、
え~い、これも誕生日のなんかの出会いだ~
とばかりに、私の小遣いから購入。
さっそくその後の道中、写真を撮ってみました。

まだフイルムが余っているので、
どんな感じで仕上がっているかがわからないのですが、
ものすごく楽しみ!

当分出番の続きはないけれど
今は、部屋のアクセントとして、いい味出してくれています。

こうしてみると私、息子のトイカメラもそうですが、
やっぱりフイルムのほうが好きかも・・・と思います。

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by fujibakari | 2012-06-14 00:06 | 今日のヒトコト

悲しいくなる記録 ~2008年山頂まで2~

初めての御来光に感動し、
やっと元気になった我が家は4時50分に再び出発した。

そう、ここは本八合目。
あとひと踏ん張りだけど、ここからがまだまだ長い(泣)

御来光を見るまでは!
と頑張ってつけていたハードコンタクト。
風に飛ばされないように、
気をつけながらはずしてメガネに替えた。

さあ、最後の山小屋だ。
ここまで頑張った証拠を残そうと、
胸突山荘の看板の前で写真を撮った。

が・・・
私ったらびっくりするくらい悲惨な写真を残してしまった!
髪は砂埃でガチガチに束になって固まり、
もともとそんなにしもしない化粧なんて跡形もなく、
目の下には真っ黒なクマができ、
寒くて目一杯着込んでいるから
さらに貫禄のある体型に。
あ~ぁ。

登っているこの時は、
「すごく汚れているんだろうな」
という程度しか思っていなかったが、
後で写真を見るとかなりショックだった。

それだけきつかったし、
自然環境にいるんだから仕方ないんだよ~
と自分で一人言い訳してみたけれど、
女性としてこれでいいのかなぁという仕上がりだった。


写真を撮ったあと、まだまだ続く登山者渋滞と一緒に、
休憩を挟みながらゆっくりゆっくり登り始めた。

天気は快晴!
そのおかげで、先にある登山道や山頂がクリアに見え、
息子は先が見えることが嬉しくて、
寝不足なのにとてもご機嫌で登ってくれた。

しかし・・・
さらに空気は薄くなるうえに、
寝不足の状態は変わらない。
登山道は、これまでと比べ物にならないくらい
急斜面になっていった。

次回→睡魔と不思議な寝姿

a0219656_21592129.jpg

上の写真は、富士山ホテルを出発してすぐのところで、タイマーで撮ったものだったかな?まだ朝日に色づいた幻想的な雲海がきれいですね。でも、私の髪と、体型は・・・あぁ恐ろしい恐ろしい(泣) 念のため言い訳しておきますと、レインウエアの中には、モコモコのフリースもダウンも着てますから・・・ね。信じてくださ~い。この時はまだ本格的に動き出す前なので、こんなに着込んでも寒いんですよ、ほんと。
そうそう、私と息子はヘッドランプを首から下げているのがお分かりでしょうか。 私、頭を締め付けるとそれだけで頭痛が始まってしまうので、ダメなんです。そこで一度首にかけてみたら、意外や意外、頭に着けるのと変わらず使えるじゃん!!ってことがわかり、それ以来、首に下げています。かぶり方のポイントとしては、頭に着けるときと上下反対にすると、角度も問題なくつけられますよ。 でもでも、先日マイクスのセールでPETZLをGET(喜)。バンドではなく、紐がびーっと伸びるタイプで、まったく負担なし!今年の富士山で使うのが楽しみです。


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by fujibakari | 2012-06-13 22:16 | 2008年山頂まで

めぐみの太陽 ~2008年山頂まで1~

どうしようもなく自然の恐怖を感じてしまう
真っ暗な闇も、
飲み込まれそうな雲海も、
体が動かなくなりそうな寒さも、
太陽が姿を現したことで、すべてが解決する。

周りが見えることの安心感がこんなにも大きいのかと驚き、
太陽が大きくなるのに比例して、
どんどんどんどん暖かくなって気持ちがほぐれていくのがわかる。

「めぐみの太陽」
という言葉をここにいる誰もが体感し、
見ず知らずの登山者同士が
急に仲間のように思えてきて、
みんながお隣の誰かと楽しそうに話しはじめた。

我が家もあるご夫婦と交代で写真を撮りあいっこし、
つい数時間前まで、
あれだけ声を出して泣いていた息子は、
「小さいのに頑張ったね~」
と誉めていただいて、めちゃくちゃ笑顔になっている。

本当によく頑張ったね!
家族みんなで御来光が見れて良かったね!
途中で会ったあのおじさんも
今回はどこかできっと御来光を見ているよ。

まだ真横からふりそそぐオレンジ色の太陽に照らされて、
登ってくる人々も、山小屋で写真を撮る人々も、
旦那も息子もみんなの顔がオレンジ色になっていて、
その顔はみな充実感に満ちていた。

次回→悲しいくなる記録

a0219656_23402234.jpg




あっという間に、あたりがこんなに明るく強い光に包まれました。 普段お日様は当たり前に存在し、当たり前に朝が来るのだと意識もしていなかったのに、こうして体で自然の怖さを感じてみて初めて、大げさではなく、太陽のありがたみを認識することができたように思います。
息子の顔、大満足な顔ですよね。 大人の私自身がこんなにつらいのに、泣いている我が子をここまで連れてきて果たしてよかったのだろうか・・・自問自答の夜間登山でしたが、こんなにも笑顔になってくれたことは、母として本当にうれしかったです。
でも・・・、またここからが大変だったんです!(泣) そりゃあもう、寝てないんだから当たり前なんですけどね(泣) この先も我が家のトホホな珍道中にお付き合いいただければ嬉しいです!

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by fujibakari | 2012-06-06 22:22 | 2008年山頂まで

いよいよ初めての御来光 ~2008年御来光まで11~

ブルーアワーを迎えている今、
星々が見える暗闇と、
少し赤く朝焼けになり始めている部分との間に、
なんとも表現しがたい美しさの青の空間がある。

その下にある朝焼けに光る雲海が、
きれいでもあり、飲み込まれそうで怖くもあり、
なぜだか人間の小ささを感じて、
今ここにいることをとても不安にもさせる。

ずっと見ていたいのに、
早く下山して地に足つけたいと思ってしまうくらい、
現実離れした光景だった。

本当は寝ていられる
せっかくの1時間だったのだけど、
すでに朝へと動き出し、どんどん変わっていく
この瞬間を寝てすごすなんてもったいない!
息子を起こしたら可哀想なんて言ってられない!

ここまで頑張って来て、
この光景を見ないで終わってしまうなんて、
そのほうが可哀想だ。
息子を無理やり起こし、外に連れて行った。


午前4時30分を過ぎ、
雲が厚くてなかなか現れない太陽に、
山小屋の周りに居たたくさんの登山者も
歩みを止めて見守っていた。

そして4時46分。
一点の赤い光が、ふいにぶ厚い雲の中から現れた。
その光が、だんだん大きく強くなっていく。

御来光は、雲の上から出てくるものだ思っていた。
なのに、思わぬところから現れるという予想外の展開。
それは我が家だけでなかったようで、周りにいた人々から
同じような感激の声が次々と聞こえてきた。

見知らぬたくさんの者同士がこの瞬間、
不思議と一体となった感動のなか、
いよいよ 「お日さま」 が現れた。


次回→めぐみの太陽

a0219656_014223.jpg


















今回の写真は、ちょっと欲張りすぎて、見えずらいでしょうか。上2枚は、文中にある「予想外」の雲の途中から出てきたお日様です。下の写真は、左から御来光前の山小屋の中の様子。見えませんが、息子は私の膝の上で寝ています。 真ん中は、こちらも御来光前、あまりにも美しすぎる光景に、ぐずる息子を無理やり起こして外に出た時の写真です。雲海がこわいくらい綺麗でもあり、作り物のような怖さも感じる迫力です。右の写真は、御来光がはっきり出た感動のなか、撮った写真の一枚です。
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by fujibakari | 2012-06-03 00:26 | 2008御来光まで