富士登山をきっかけに富士山ばっかりの富士山馬鹿になりまして・・・。小1から息子を連れて7年目。思い出しながらつづった徒然です。(最新情報ではないためご注意ください。ご参考程度になれば嬉しいです)


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今日のヒトコト・・・晴れ姿

先日、息子の小学校最後の運動会がありました。
練習が始まったころ、
早いもので、もう6年もたつんだなぁと、寂しさを感じて
私は一人、しんみりしていました。

そんな私をよそに、息子はこの運動会を本当に楽しんでくれました。

昔から憧れていた応援団長に立候補し、
自分がどうして団長になりたいのかを、自分の言葉で伝え、
結果、皆さんに選んでいただくことができたと聞いた時には、
あまり親バカぶりは表に出さないようにしている私でも、
本当に嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。

しかし、団長に決まってからが大変!
毎日朝練と中休み昼休みの打ち合わせに練習、時には夕方にも・・・。
ちょうど市の体育大会の時期とも重なり、リレーの朝練もあり毎日へとへと。

「まったく遊べないからストレスが溜まる~!」
と言いながらも、
どうしたら白組が団結できるか、声が出るか、他の団員に信頼してもらえるか、
小学生なりに一生懸命考え、いろいろな人にアドバイスを求めるくらい
真剣に悩んで葛藤する毎日。

ついには、疲れからか、今夢中になっているスポーツクラブで
スランプになって余計に悩み・・・

体がどんどん引き締まり、無駄な肉が完全になくなりました。
(母がその分、もらった気がします)
一か月、よく頑張ったね。

そしてその晴れ姿がこの写真です。
本当に真剣です。

最後、優勝旗を受け取る姿に、母は思わず泣いてしまいました。
恥ずかしいけど完全な親バカです。ごめんなさい。
でも、母は彼がどんだけ頑張ってきたか、毎日ちゃんと見てたから。
今回だけは、大目に見てやってください。

a0219656_23101541.jpg

















そして今回、おじいちゃんが来てくれました。
運動会には1年生の時に来てくれて以来です。

地元の人が多い地域なので、運動会のお昼は皆さん大勢で賑やか。
そんななか、実家の遠い我が家は、毎年静かに親子3人で食べます。
息子が寂しくないように、せめて見た目だけでも賑やかにと
この日だけは毎回お重の派手なお弁当を
寝不足になりながら用意して頑張っていました。

でも今年は、おじいちゃんが来てくれたことで我が家も賑やかでした!
息子も私たち夫婦も、おじいちゃんがいてくれるだけで
こんなに何倍にも楽しいお弁当タイムになれるなんて!
うれしくて、驚いていました。

孫の晴れ姿、ちゃんと見てくれてありがとう。
おかげで最高の運動会になりました。

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# by fujibakari | 2012-10-31 20:00 | 今日のヒトコト

あと少しだと思ったら ~2008年吉田口下山5~

こんな具合だから、
残念なことに下山中の写真は極端に少ない。

前年は途中で暗くなってしまったとはいえ、
もっと撮っておけばよかったと後悔したのに、
いざ下山となるとついつい忘れてしまう。

いつの間にか、角が何個目だったかがわからなくなり、
とうとう数えなくなっていた。
(後でパンフの写真を見て数えてみると48個くらいあった。)

でも、トイレ小屋を出発してしばらくすると、
左に曲がったのを最後にやっと角がなくなり、
明らかに下りがゆるくなって
「もうすぐだ!」と思える場所に変わった。

落石避難用のトンネルを何個か通り、
横へ横へと進むが、
これがどうしてなかなか見覚えのある場所に着かない。

な~~が~~い~~~っっ(泣)
あぁもうイヤだ、カンベンしてください。

息子よりも私のほうが半泣きになりそうになりながら、
それでもまだまだ歩いて歩いて歩き続けた。

するとようやく見覚えのある場所が見えてきた。
これは!
六合目の安全指導センターだ!
やった~~。

そう思ったが、
ここからもう少し先に行くと、残念なことに登りになる。

途中、雨がザーッと降りはじめ、
慌ててレインウエアを着たりしたが、
すでに砂埃でガシガシの髪の毛と顔では、
この雨でよけいぐちゃぐちゃになり、三人とも見る影もない。

六合目から先は登山者と同じ道ですれ違う。
たまに今から登る方から
「何時間くらいかかりました?大変ですか?」
と聞かれるが、
倍以上かかった事を話すと、
私たちのあまりにすごい格好に皆うなずいていた。

次回→さわやかに下山したい

無理やり写真を絞り出していましたが、とうとう下山の写真がなくなりました(泣) なので今回は写真無しで・・・。今書いている2012年から4年前となるこの吉田口の下山道は、本当に嫌であれ以来使っていません。今はもっぱら御殿場口からです。 寝不足だったのと、なんにも楽しくなかったのでこんなにグチグチ言っていますが、御殿場口に替えてから3回、一番長距離なのに一番早く下りてこれるので、楽しみながら下山できています。 さて、そろそろもう一度吉田口から下山してみても・・・・今なら体力的には辛くなく下山できる自信は付いたものの、う~ん、楽しいかどうかは悩ましいなぁ。

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# by fujibakari | 2012-10-30 22:29 | 2008年吉田口下山

まだまだ続くよ 長い下山 ~2008年吉田口下山4~

まだ?
本当に長い。
助けて!というくらい。

息子と数えていた角は、もう30をとうに越えていた。
修行だ。
まさに修行。
登りのときも精神修行のような状態に陥ったけれど、
下りも一緒。
本当にエンドレス。

ちょっと角らしくない場所もあるけれど、
最初から
「吉田口の下山道は、角〇〇個目で六合目に着きます」
なんていう情報がわかっていたら、
たとえ100個でもカウントダウンできて
精神的に参ることはかなり減るように思う。

さて、ずっと見えなかった下界だが、
途中一度だけ雲が一箇所ぽっかり穴があいた瞬間があった。
息子と「すご~い。何あれ?」と
足を動かしつつ見ていたのだが、
ぽっかり開いた穴の先に見える下界は、
町でもなく、森でもなく、草原とも言えない
ただただ広い空間が見える不思議な場所だった。

帰宅後に地図でも調べてみたのだけれど、
結局未だによくわからない。

登りほどの回数ではないが、
途中、何度かその「角」で休憩した。
やっぱり座ってしまうと立てなくなるので、立ったまま。

でもあまり記憶がない。
すぐに旦那に「もう行こう!」とせかされたくらいしか思い出せない。

途中、緊急避難小屋があったらしいが、見落としたらしく、
もう30いくつの角を数えたころだったか、
や~~~っと七合目の無人のトイレ小屋についた。

この時は他の人もいたし、
何時間ぶりかの景色の変化に本当にうれしくてうれしくて、
座って大休憩をすることにした。

何かを食べたような、会話をしたような気がするが、
やっぱり記憶がない。
それもそのはず、座ってすぐに、
いつの間にか気が遠のき、寝てしまっていたのだ。

次回→あと少しだと思ったら

a0219656_1313241.jpg


















これが「ぽっかり空いた」時の下界の様子です。手前の濃い緑の森の先に、薄緑のそれは広い広い大地が広がっています。実際の景色を見たときの感想は「日本にまだこんなところがあるんだ」というものでした。もちろん自然豊かな場所に行けばあると思うのですが・・・とても不思議な光景に思えたのです。
睡魔は、この寝不足なので当たり前ですね。もう自覚できないくらい限界でした(苦笑)

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# by fujibakari | 2012-10-27 01:48 | 2008年吉田口下山

下山の危ない小学生 ~2008年吉田口下山3~

長い!
長いなぁ。長すぎる!

ガスってて、下界は何にも見えないし、
行けども行けどもずっと同じ景色。

まさに雑誌やWEBに載っていた感想通りの展開で、
自分が今どれくらい下りてきたのかがまったく感じられず、
だんだん精神的に参ってくる。
ただただ足下を見て下るのみ。
つらいつらい作業が延々と続く。

そんななか、ワーワーと騒ぎながら猛スピードで下りてくる
小学生3人組と何度か出くわすようになった。

猛スピードなのだけど、何度も休憩するので、
そのたびに我が家が抜かし、
また3人組が猛スピードで下りて我が家を抜かしていくを繰り返していた。

しかしこの小学生、
ただ猛スピードで下るだけではなく、
ジグザグの下山道をまっすぐショートカットして行くから危ない。

ジグザグの上の道と下の道の高さがある程度まで低くなると、
大小の石まじりの土の崖をすべって降りていく。

最初はそこまでひどくなかったのだが、
小学生が3人も集まると、
だんだんヒートアップしてしまうようで、
最終的にはこんな危ない下り方をし始めた。

「こら!!危ないでしょ。やめなさい!」 

見知らぬよそ様の子供であってもダメなものはダメ。
思わず注意したが、
そうそう大人しく聞くような世代ではない。

「あなたたちだけじゃなくて、他の人にも危険なんだから、やめなさい!(怒)」

息子のほうがビビるくらい、
かなり大きな声でかなりな叱り方をしたつもりだったが、
完璧に無視された。

相当腹が立ち、彼らの親はどこにいるのか、
辺りを見渡したが居ない。
も~~~~~!!
親も親だ!!

彼らは無視はしたが、ちゃんと聞こえてはいるようで、
危険な下り方のまま、それ以降は出会うことが無かった。

次回→まだまだ続くよ 長い下山

a0219656_22132026.jpg


















これはまだ上のほうで傾斜がゆるいのですが、実際にはもっと傾斜のきついジグザグ道の時にこれをやるのです。当然大小の石が砂と一緒に落ちていきます。幸いショートカットする傾斜よりも道幅のほうが広いために、落石は運良く止まってくれるのですが、もし道幅がなかったら、そのまま落ちて行き、止まらずに加速して凶器となりえます。また、勢いあまって自分が道から外れ、傾斜のきつい場所まで転がってしまえば、そうそう簡単に誰かが助けに行けるものでもありません。 富士山で亡くなる方の中には、やはり誤って登山道を外れてしまい、滑落。また、どうして?と思うような大きな石が落ちてきて巻き込まれるケースも。 はっきりはわかりませんが、小さな落石から影響を受けて、大きな石まで動かしてしまうこともあるのではないかと思うこともあります。 我が家にも言えることですが、こういう場所だからこそ、何をしたらその先にどんな影響が出るのか、想像力を働かせ、危機管理を身に着けさせる、マナーを身に着けさせる良い機会だととらえて、親がしっかりしなければと思います。

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# by fujibakari | 2012-10-06 22:33 | 2008年吉田口下山

長い長い長~い下山~2008年吉田口下山2~

もうこの時間になると、
あれだけたくさん居た下山者の人数は落ち着いていた。

ガスが出てきて全体が見渡せないが、
くねくねと九十九折になった
何のへんてつも無い赤茶色の道が続いている。

「道の角が何個あるか数えてみよっか」
と息子と相談し、
数えながら下山していった。

こんな道は、まさに前回の富士山以来、1年ぶり。
まだまだ慣れなくて足取りがおぼつかない。
途中、かなり急な下りもあり、
テンポ良く下って行く旦那と違って、
また息子と二人でヨチヨチ、コワゴワ、ノロノロと
超スローに下っていた。

それなのに、たまに
「うわっ!!」
とどちらかがしりもちをつく。

足下ばかり見て、気をつけているのに、
どうしても大きな浮石を踏んでズルッとすべってしまうのだ。

しかも下山者が少なくなったとはいえ、砂埃がひどい。
マスクの代わりに泥棒のように
バンダナを口あたりに巻いていたが、
息が荒いので、吐いた息が目の辺りに上がってきて、
メガネが曇って困る。

右手で金剛杖を持ち、
左手はメガネが曇らないようにバンダナを押さえ、
ずぅっとこの姿勢のまま下ることになってしまった。

「次、何個目かな?」数えていた角が、
たまにわからなくなってしまい、
正しい数字ではなくなったけど、
何もやることが無いので、息子と数え続けていた。

次回→下山の危ない小学生

a0219656_13331159.jpg


















う~んと、これは何の写真だったかな・・・。前回の写真から、今度は上を見上げたものだったと思います。上のほうに登山者(トゲのように見える3つの影)が写っているのがわかるでしょうか。手前に写っている大きな石なんかは、もちろん踏まないんですが、トラップのように隠れているんですよ~程よい石が(泣)
さて、この数えていた角の数、最終的にはかなりの数になるわけですが、ほんと・・・ほんとに長いんです。そりゃ、何時間も下るんですから、もう、うひょ~って感じです。



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# by fujibakari | 2012-09-29 13:43 | 2008年吉田口下山

今日のヒトコト・・・6年間の集大成!槍ヶ岳

暑い暑い今年の残暑も、関東は先週末から急に寒くなりました。
おかげで喉がイガイガして、たまに悪寒も・・・怪しい気配がします。

さて、当分ブログをほったらかして、何をしていたかと言いますと、
仕事も忙しかったんですが、我が家にとっての大イベントを迎えていました。
富士山に登るようになって6年。
認めたくなかったのに、とうとう山好きになって2年。
その集大成として、憧れの表銀座縦走&槍ヶ岳登山にいってきました!

旦那は2回登ったことがあるとはいえ、私と息子はまだまだ山初級。
何日も歩き続ける必要があり、高所恐怖症で、岩場、鎖場、ハシゴなんて
ほとんど経験がなかったなか、こまごまといろいろな山を経験し、
やっと登ってみても良いかな?我が家でも・・・と思えるところまでこれて、
やっと実現できた、2泊3日の憧れの旅です。

a0219656_22521787.jpg

こちらは2日目の朝、山小屋から1時間くらい来たところで、ぱぁっと景色が開けたところです。
1日目は休憩入れて10時間も歩いたのに、こんな景色のおかげで、
まったく疲れを感じませんでした。
この日は、あの真ん中のトンガリ、そう槍ヶ岳の山頂まで行きます!
途中、この写真の下まで1時間以上下り、また、3時間近く登って
トータル7~8時間かけて槍ヶ岳の肩のところまで行くのです。
ほんと???我が家にあそこまで行ける体力があるの???


a0219656_2253779.jpg

こんな素晴らしい景色に見守られ、遠くには富士山にも見守られ、
口を開けっ放しの荒い息のなか、東鎌尾根のハシゴやクサリ場をクリアして
槍の肩まであと1時間のところ、ヒュッテ大槍まで来た写真です。
トンガリがこんなに近い!
あんなに遠かったトンガリが、自分の足で歩いてこんなに近くなってしまうなんて、
人間の力って、すごいです。
さすがに、槍ヶ岳が目の前まで迫ってきたときには、自分でも
信じられないくらい、感動しまくっていました。


a0219656_22533471.jpg

2日目の朝、5:40に出発して約8時間。
やっと山頂近くの槍ヶ岳山荘に宿をとり、荷物を置いていざ登頂へ。
しかし・・・通常1時間で往復できる山頂が、な、なんと!
往復4時間もかかることに!!!!
3連休の大渋滞に巻き込まれ、でもここまで来たら登るしかないと頑張り、
アドベンチャーな岩場やクサリを乗り越え、
最後の最後の長い長いハシゴを登るところです。
下を見たら怖いっっ。
でも、楽しいほうが勝ってしまい、もう高所恐怖症なんてすっかり忘れていました。


a0219656_22535653.jpg

そしてそして、念願の山頂へ!
記念撮影渋滞にも巻き込まれ、でも、みんな知らない人同士が笑顔で
この感動を分かち合い、いろんな人といろんな話ができました。
山頂は狭く、10畳間くらい???
風ビュービュー、もうずっとガスっていて何も見えない。でもでも感動の嵐。


a0219656_23573211.jpg

そうしているうちに、なんと!パァッと雲が流れて私たちがいる間だけ
日が射してくれました。
ずっと曇って、寒かったのに、なんてラッキーなんでしょうか。
そして渋滞のおかげで、山頂に着いた頃にはすっかり夕方になり、
太陽が傾いていたせいで、影富士ならぬ、影槍が出現!
ついでに今年2回目となるブロッケン現象まで現れて、もう感動MAXです。



今回の山旅は、本当なら我が家のレベルでは3泊4日かけていくべきなのですが、
なんせ休みが取れないので強行してしまいました。
雷にあったらどうしよう。
滑落したらどうしよう。
岩場や梯子が怖くて前に進めなかったらどうしよう。
山小屋がぎゅうぎゅうで寝られなかったらどうしよう。
最終日まで体力持たなかったらどうしよう。
いろいろな不安ばかりが頭を支配していた登山前がウソのようです。

実際には、ラッキーがかなり重なったおかげが大きいと思います。
もし風が強かったり、強い雨が続いたりしていたら、
きっと今回は諦めていたと思います。
(実際2日目は荒れる予報だったので、ルートを変えて下山するつもりが
 見事に晴れたということもありました。)

そんなラッキーに後押しされ、達成できたものの、
今回の経験は、人間としての芯の部分、なかなか自分でも感じられない部分の
自信につながったように思います。
大げさでしょうか。
毎日都会でキュウキュウに暮らし、小さなこともストレスに感じてしまう
ちっぽけな人間の正直な感想です。

1週間以上過ぎた今、
あの感動を忘れたくないのに、だんだんと記憶が薄れていくことに
悲しい気持ちになってしまうくらい、本当に充実していました。

家族にも、いろいろな出会いにも、ラッキーにも
すべてのものに、感謝です。ありがとう!

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# by fujibakari | 2012-09-26 00:01 | 富士山以外のお山

下山開始 ~2008年吉田口下山1~

息子は、小岩井さんにも
「よく頑張ったね~」とせっかく言っていただいたのに、
なぜ母がこの人と話しているのかがわからず
キョトンとしていた。

さて、今回は4つものお楽しみを見事達成!
ではでは、とにかく早く下山しましょう。

旦那が待つベンチに戻ると、まだ辛そうだった。
私も本当は頭が痛かったけど、
普段頭痛持ちの私は、良いのか悪いのか、
いつものこと程度にしか思えていなかった。


12時。
途中まで一緒の吉田口と須走口の登山道に移動する。
さぁ下山だ!

火山の砂でざくざくした中に、
大小の浮石がある結構急な下りを進む。
この吉田口、一番メジャーで登りやすいのだが、
実は下山はかなりクセモノだといわれている。

事前に雑誌やWEBで読んだ情報では、
「行けども行けども同じ下り。同じ風景。山小屋もなく、
精神的には登りより辛かった」
というコメントがほとんど。

確かに初回の御殿場→宝永山→富士宮口の
下山も相当大変だったので、
下山を侮ってはいけないということは分かっていたつもりだった。
でも、今回は少々時間がかかったとしても、
明るい日中に下山できるので
「まぁ、大丈夫でしょう」とたかをくくっていた。

しかし、やはり現実はそんなに甘くはなかった。

次回→長い長い長~い下山

a0219656_0364169.jpg


















一見、ふかふかの砂で足も傷めずに下山できそうなんですが、例の浮石も表面や砂の中に隠れていたりと、何度もズルッとこけてしまう私。どんくさいけど、なかなか豪快に転びます。 そしてこれが実際にはかなりの急坂。 またまた写真が平地に見える~~(泣) いえいえ、最初のこの道からかなり下り坂なんです。私の写し方が悪いのか、どうして角度を表現するのって難しいんでしょうね。

さてさて・・・、気が付いたら今までにないくらい更新していませんでした。いつのまにか富士山シーズンはすっかり終わり、山頂は初冠雪まで済ましてしまいました(泣) 続けて読んでくださっていた方、本当にすみません。でも、来年以降の富士登山のお役に少しでも立てるのであれば、と勝手に思い込み、まだまだ懲りずに更新していくつもりですので、もし気が付いたら、また読んでやっていただければ嬉しいです。 2008年のレポもあと少し。 これが終わったら、更新がなかなかできなかった理由の我が家の一大イベントを書いていこうかな、感動を忘れないうちに。


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# by fujibakari | 2012-09-25 00:45 | 2008年吉田口下山

山頂カメラマン小岩井さん ~2008年山頂7~

2回目のこの年は、
まだ今回が最後という思いで登っていたため、
家族のお楽しみをめいっぱい考えていた。

お鉢めぐりに剣が峰、山頂郵便局に続き、
最後のお楽しみは山頂カメラマンの小岩井さんの
写真集をご本人から買うことだった。

と言いながら、この最後のお楽しみは、
ほとんど私だけのお楽しみだったかもしれない。

7月のお山開きから、山と渓谷社のサイトには、
シーズン中、小岩井さんの山頂ブログがほぼ毎日掲載される。
小岩井さんは、山頂の山小屋「扇屋」で働きながら、
富士山を山頂から撮り続けている方だ。

雑誌で何度かその写真を目にする機会があり、
その美しさに感動していた。

そのブログを
毎日の長い通勤電車の中で読むのを楽しみにしており、
その記事に、この年初めての写真集を発売する
との話しがあったので、
是非ご本人から購入したいと思っていたのだった。

富士宮口山頂から吉田口山頂までお鉢を一周し、
目指す扇屋さんへ。
しかし、あれだけ元気だった旦那は
なぜか急に気分が悪いと言い出し、
ベンチで休憩していた。

息子と二人で写真集を見ていると、
「これ、僕が撮った写真なんです。良かったら、見てください」
と話しかけられた。

あ!よく見ると確かに小岩井さんだ!
もう真っ黒に日焼けしていて一瞬わからなかった。
「ブログ毎日見てます。今日はこれを買うために頑張ったんですよ。
 でも真っ黒でわかりませんでした(笑)」
と伝えると、笑顔で御礼を言われ、
快くサインと握手をしてくださった。

次回→下山開始

a0219656_14383774.jpg












写真集は山と渓谷社『Mt.FUJI3776 富士山頂の世界』です。サインをただいたのですが、山頂は砂埃がすごくて、ざらざらになってしまいました。でもこれも思い出ですね。 さて、小岩井さんの題名をつけておきながら、まったく関係のない写真です。右側の写真は、以前も紹介した「う〇ち石」(毎度のことながら、勝手に変な名前をつけてスミマセン)。ここは、成長記録として必ず撮るポイントです。 右は、富士宮口山頂からもう少し吉田口山頂まで歩いていく途中の道です。登山道につながる山頂付近以外は、こんな感じで異空間を味わえます。

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# by fujibakari | 2012-09-02 14:55 | 2008年山頂

日本一高所の郵便局 ~2008年山頂6~

そんな楽しいハプニングがあり、
頭は少し冴えてきたが、
体はいうことを聞いてくれない。

一度座り込んでしまうと、
立ち上がるのに時間がかかる。
でもなんとか頑張ってまた歩き出した。

10時40分、しばらく行くと、
今回のお楽しみの一つの山頂郵便局に着いた。

初回の2007年は、12時間以上かけて
やっとたどり着いた富士宮口の山頂では、
山小屋も郵便局も閉まっていて、
時間も夕方だったことから
吉田口の富士山銀座にも行く時間も気力もなく、
ご飯にもありつけず、
お土産物も買えずじまい。

何にも出来ずに、
1時間と滞在しないまま下山した。
それが残念だったので、
今回は山頂郵便局で息子に
「頑張ったねハガキ」を出したいと考えていた。

中をのぞくと、ものすごく狭かったので、
一度外に出てザックを置いて再び入った。
期待していた、木の板で出来た富士山ハガキは
売り切れていて残念だったけど、
賞状のようなデザインの
登頂証明書ハガキがあるとのことだったので、
250円だったか、350円だったかそれを購入。

外に出て、持参したボールペンで
自宅の住所と息子への宛名、「おめでとう!よく頑張ったね」
というメッセージを書き入れて、
郵便局前にある赤いポストに投函。

下山のほうが早いけど、
「届くまで、ちょっとワクワクするね」
と話して下山後の楽しみとなった。

a0219656_064530.jpg


















この写真は、実は3回目2009年のものです。3年生になった息子が少し大きくなっています(笑) 郵便局の写真をいろいろ探したのですが、意外にも無い・・・。なんでだろ。 仕方ないのでこの写真を載せます。郵便局は正面神社の左側、小さな赤いポストが目印です。この郵便局って、実はものすごく古くて1906年(明治39年)開設とのこと。 んん??そういえば2009年にこの郵便局で開設100周年記念の切手シートを買ったような・・・。年はどれが正しいのでしょうか。 ちなみに郵便局は開山日の中でも期間限定で、時間も6:00-14:00なので、「やった~、着いた~!」と思っても、「あれ?閉まってる!!」なんてことになる可能性があります。

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# by fujibakari | 2012-08-27 20:30 | 2008年山頂

発見!驚きの登山者とブルドーザ ~2008年山頂5~

馬の背をなんとか下ると、広い場所に出た。
富士宮口山頂の手前のトイレがある場所だ。

トイレ休憩と、ちょっと早いけれど
下山準備をここですることにした。

広いけれど、ゴツゴツとした大小の石が転がっていて、
下山のために膝サポーターをつけるのに
座りたいが良い場所がない。

やっと座り込んでズボンの裾を膝まで上げるが、
たったそれだけのことなのに手足に力が入らず大変だった。

周りをぼーっと見渡していると、視界になんだか
???という面白い格好をした人がたくさん入ってきた。
何だったかなぁ。
はっきり思い出せないのだけど、
仮装!
そうそう仮装だ!

白タイツに何かかぶり物だったり、
シルクハットに燕尾服?だったかな?
とにかく山頂とは思えない寒々しい格好の人たちは、
目立っていたけれど楽しそうにしていた。
安全上は何とも言えないけど、
ほんと皆さん、いろいろ楽しんでいて
見ているほうもおかげで面白かった。

そんな時に、
ガーーッという轟音とともに、
荷揚げ用のブルドーザが目の前を通って行った。
遠くから見たことはあったが、
こんな目の前はなかなか無いので、
慌てて息子を立たし写真を取ったが、
オヤジくさいことがマイブームだった息子とブルドーザのセットは
まるで工事現場のよう(笑)

ブルドーザ専用の道(通称ブル道)があるとは言え、
そのブル道も結構な急斜面。
そんな大変な急斜面を
あんなに大きな車が登るなんて!
すごいなぁ。

次回→日本一高所の郵便局

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左が馬の背の斜面を上から下りていくところです。これ、やっぱり横から写真撮らないと、この急斜面は伝わらないですね。でも息子の横のおじさんの辛そうな登る格好で伝わるかな? 右はブルドーザーの写真です。本物はもっともっと大きい! これに山小屋のたくさんの荷物を積んで上がるのです。何年か前には、確か横転事故もあったはず。怖いですね。 写真はありませんが、仮装を楽しむ登山者は、毎年いますよ!今年2012年はアニメのコスプレ集団が多かった・・・。最初は、えぇ??と思いましたが、だんだん山頂で出会う彼らが楽しみになってきました(笑)
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# by fujibakari | 2012-08-25 23:52 | 2008年山頂