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富士登山をきっかけに富士山ばっかりの富士山馬鹿になりまして・・・。小1から息子を連れて7年目。思い出しながらつづった徒然です。(最新情報ではないためご注意ください。ご参考程度になれば嬉しいです)


by fujibakari

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今日のヒトコト・・・トイカメラ

今年のこどもの日。箱根の金時山から明神ヶ岳への登山の写真。

息子がトイカメラで撮った写真です。

今日のヒトコト・・・トイカメラ_a0219656_23393575.jpg


実はこれ、何年生かは忘れましたが、
ベネッセのチャレンジの付録にあったフィルムカメラ。
レンズがプラスチックなので、めちゃめちゃいい味に写るんです。

それに気が付いてから、尾瀬や立山、
箱根外輪山などに行ったとき、デジカメは私が撮影し、
息子はこの付録のトイカメラ、
旦那はスマホで自由に撮影しています。

でもこのカメラ、見た目は派手で幼いお子様向けデザインなので、
大人に見える息子がこれで撮っていると
結構注目されてしまいます。

今日のヒトコト・・・トイカメラ_a0219656_233826100.jpg2011立山です。


今日のヒトコト・・・トイカメラ_a0219656_2339081.jpgもういっちょ、立山です。

今日のヒトコト・・・トイカメラ_a0219656_2339998.jpg最初の写真と同じ、箱根外輪山です。



さて、トイカメラではありませんが、
先日、私の誕生日に出かけた近場の旅先にて
フリマで古いフイルムのハーフ式カメラを発見!
オリンパスのPEN EE-3です。
といっても私、詳しくないのでよく知らないのですが、
昔見たことがある、なんとも美しいデザインのカメラ。

店主のおじさんいわく、
「集めるのが趣味だったから、使ってないし、おすすめだよ」
とのことでした。
5000円!!
悩んでいたら、4000円にまけてくれたので、
え~い、これも誕生日のなんかの出会いだ~
とばかりに、私の小遣いから購入。
さっそくその後の道中、写真を撮ってみました。

まだフイルムが余っているので、
どんな感じで仕上がっているかがわからないのですが、
ものすごく楽しみ!

当分出番の続きはないけれど
今は、部屋のアクセントとして、いい味出してくれています。

こうしてみると私、息子のトイカメラもそうですが、
やっぱりフイルムのほうが好きかも・・・と思います。

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# by fujibakari | 2012-06-14 00:06 | 今日のヒトコト

悲しいくなる記録 ~2008年山頂まで2~

初めての御来光に感動し、
やっと元気になった我が家は4時50分に再び出発した。

そう、ここは本八合目。
あとひと踏ん張りだけど、ここからがまだまだ長い(泣)

御来光を見るまでは!
と頑張ってつけていたハードコンタクト。
風に飛ばされないように、
気をつけながらはずしてメガネに替えた。

さあ、最後の山小屋だ。
ここまで頑張った証拠を残そうと、
胸突山荘の看板の前で写真を撮った。

が・・・
私ったらびっくりするくらい悲惨な写真を残してしまった!
髪は砂埃でガチガチに束になって固まり、
もともとそんなにしもしない化粧なんて跡形もなく、
目の下には真っ黒なクマができ、
寒くて目一杯着込んでいるから
さらに貫禄のある体型に。
あ~ぁ。

登っているこの時は、
「すごく汚れているんだろうな」
という程度しか思っていなかったが、
後で写真を見るとかなりショックだった。

それだけきつかったし、
自然環境にいるんだから仕方ないんだよ~
と自分で一人言い訳してみたけれど、
女性としてこれでいいのかなぁという仕上がりだった。


写真を撮ったあと、まだまだ続く登山者渋滞と一緒に、
休憩を挟みながらゆっくりゆっくり登り始めた。

天気は快晴!
そのおかげで、先にある登山道や山頂がクリアに見え、
息子は先が見えることが嬉しくて、
寝不足なのにとてもご機嫌で登ってくれた。

しかし・・・
さらに空気は薄くなるうえに、
寝不足の状態は変わらない。
登山道は、これまでと比べ物にならないくらい
急斜面になっていった。

次回→睡魔と不思議な寝姿

悲しいくなる記録 ~2008年山頂まで2~_a0219656_21592129.jpg

上の写真は、富士山ホテルを出発してすぐのところで、タイマーで撮ったものだったかな?まだ朝日に色づいた幻想的な雲海がきれいですね。でも、私の髪と、体型は・・・あぁ恐ろしい恐ろしい(泣) 念のため言い訳しておきますと、レインウエアの中には、モコモコのフリースもダウンも着てますから・・・ね。信じてくださ~い。この時はまだ本格的に動き出す前なので、こんなに着込んでも寒いんですよ、ほんと。
そうそう、私と息子はヘッドランプを首から下げているのがお分かりでしょうか。 私、頭を締め付けるとそれだけで頭痛が始まってしまうので、ダメなんです。そこで一度首にかけてみたら、意外や意外、頭に着けるのと変わらず使えるじゃん!!ってことがわかり、それ以来、首に下げています。かぶり方のポイントとしては、頭に着けるときと上下反対にすると、角度も問題なくつけられますよ。 でもでも、先日マイクスのセールでPETZLをGET(喜)。バンドではなく、紐がびーっと伸びるタイプで、まったく負担なし!今年の富士山で使うのが楽しみです。


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# by fujibakari | 2012-06-13 22:16 | 2008年山頂まで

めぐみの太陽 ~2008年山頂まで1~

どうしようもなく自然の恐怖を感じてしまう
真っ暗な闇も、
飲み込まれそうな雲海も、
体が動かなくなりそうな寒さも、
太陽が姿を現したことで、すべてが解決する。

周りが見えることの安心感がこんなにも大きいのかと驚き、
太陽が大きくなるのに比例して、
どんどんどんどん暖かくなって気持ちがほぐれていくのがわかる。

「めぐみの太陽」
という言葉をここにいる誰もが体感し、
見ず知らずの登山者同士が
急に仲間のように思えてきて、
みんながお隣の誰かと楽しそうに話しはじめた。

我が家もあるご夫婦と交代で写真を撮りあいっこし、
つい数時間前まで、
あれだけ声を出して泣いていた息子は、
「小さいのに頑張ったね~」
と誉めていただいて、めちゃくちゃ笑顔になっている。

本当によく頑張ったね!
家族みんなで御来光が見れて良かったね!
途中で会ったあのおじさんも
今回はどこかできっと御来光を見ているよ。

まだ真横からふりそそぐオレンジ色の太陽に照らされて、
登ってくる人々も、山小屋で写真を撮る人々も、
旦那も息子もみんなの顔がオレンジ色になっていて、
その顔はみな充実感に満ちていた。

次回→悲しいくなる記録

めぐみの太陽 ~2008年山頂まで1~_a0219656_23402234.jpg




あっという間に、あたりがこんなに明るく強い光に包まれました。 普段お日様は当たり前に存在し、当たり前に朝が来るのだと意識もしていなかったのに、こうして体で自然の怖さを感じてみて初めて、大げさではなく、太陽のありがたみを認識することができたように思います。
息子の顔、大満足な顔ですよね。 大人の私自身がこんなにつらいのに、泣いている我が子をここまで連れてきて果たしてよかったのだろうか・・・自問自答の夜間登山でしたが、こんなにも笑顔になってくれたことは、母として本当にうれしかったです。
でも・・・、またここからが大変だったんです!(泣) そりゃあもう、寝てないんだから当たり前なんですけどね(泣) この先も我が家のトホホな珍道中にお付き合いいただければ嬉しいです!

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# by fujibakari | 2012-06-06 22:22 | 2008年山頂まで

いよいよ初めての御来光 ~2008年御来光まで11~

ブルーアワーを迎えている今、
星々が見える暗闇と、
少し赤く朝焼けになり始めている部分との間に、
なんとも表現しがたい美しさの青の空間がある。

その下にある朝焼けに光る雲海が、
きれいでもあり、飲み込まれそうで怖くもあり、
なぜだか人間の小ささを感じて、
今ここにいることをとても不安にもさせる。

ずっと見ていたいのに、
早く下山して地に足つけたいと思ってしまうくらい、
現実離れした光景だった。

本当は寝ていられる
せっかくの1時間だったのだけど、
すでに朝へと動き出し、どんどん変わっていく
この瞬間を寝てすごすなんてもったいない!
息子を起こしたら可哀想なんて言ってられない!

ここまで頑張って来て、
この光景を見ないで終わってしまうなんて、
そのほうが可哀想だ。
息子を無理やり起こし、外に連れて行った。


午前4時30分を過ぎ、
雲が厚くてなかなか現れない太陽に、
山小屋の周りに居たたくさんの登山者も
歩みを止めて見守っていた。

そして4時46分。
一点の赤い光が、ふいにぶ厚い雲の中から現れた。
その光が、だんだん大きく強くなっていく。

御来光は、雲の上から出てくるものだ思っていた。
なのに、思わぬところから現れるという予想外の展開。
それは我が家だけでなかったようで、周りにいた人々から
同じような感激の声が次々と聞こえてきた。

見知らぬたくさんの者同士がこの瞬間、
不思議と一体となった感動のなか、
いよいよ 「お日さま」 が現れた。


次回→めぐみの太陽

いよいよ初めての御来光 ~2008年御来光まで11~_a0219656_014223.jpg


















今回の写真は、ちょっと欲張りすぎて、見えずらいでしょうか。上2枚は、文中にある「予想外」の雲の途中から出てきたお日様です。下の写真は、左から御来光前の山小屋の中の様子。見えませんが、息子は私の膝の上で寝ています。 真ん中は、こちらも御来光前、あまりにも美しすぎる光景に、ぐずる息子を無理やり起こして外に出た時の写真です。雲海がこわいくらい綺麗でもあり、作り物のような怖さも感じる迫力です。右の写真は、御来光がはっきり出た感動のなか、撮った写真の一枚です。
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# by fujibakari | 2012-06-03 00:26 | 2008御来光まで

御来光までの時間 ~2008年御来光まで10~

小心者夫婦は、恐る恐る山小屋の人に
「休憩できるんですか?」
と聞いてみた。

すると、
「横にはなるのはダメだけど、机にもたれて寝るのはいいよ」
という返事。

なるほど、先ほど食事もせずに寝ていた皆さんは、
そういう事だったのね。

何も知らずに、食べたくなかったカップラーメンで
時間をつぶしたことが悔やまれたが、
1000円が高いかどうか、もう無視したいくらい休憩したかった。

山頂まで行きたいと思っていた旦那には申し訳なかったけれど、
まだ小さい息子と私の体力を考えたらもう限界。
3400mの富士山ホテルで
3人分3000円を払って1時間寝ることにした。

すでに時間は午前4時前になり、
あと1時間足らずで御来光をむかえるタイミングだった。

息子は旦那によりかかり、
可哀そうなくらいストンと眠りに落ちた。
ここまでよく頑張ったね。

私は、電車で寝るように壁にもたれかかり、
そのまましばらく記憶を失った。
しばらくすると、旦那が私に息子を預けて動き出したので、
少し目が覚めた。

すると、もう外が薄く明るくなり始めていた。
旦那はそのまま外に出たと思ったら、カメラを取りに戻り、
また外に出て、しばらく眺めていたようだ。
そして戻ってきた時に、写した写真を見せてくれた。

「あぁ、すごいなぁ。雲海ってこんなにきれいなんだ。」
まだ御来光には時間があったが、
なんという神秘的な光景だろうか。

午前4時15分ころ、
私も旦那と交代して外に出てみた。
後で知った「ブルーアワー」というこの時間の名前は、
本当にそのままを表していた。

次回→いよいよ初めての御来光

御来光までの時間 ~2008年御来光まで10~_a0219656_23505822.jpg









初めて見た雲海。暗いのでどうしても写真だとブレてしまうし、実際は写真よりもう少し暗かったと思います。 さて、TVや雑誌で何度となく見た雲海って、本物だけどプロのカメラマンが明度やコントラストを調整した「作品」だ、とどこかで思っていました。 でも、本物は、もっともっとすごくて、大袈裟ではなく本当に飛び込んだら乗れてしまいそうな雲の海なんだ・・・と、 何とも言えない、言葉にすると単純になってしまい、軽い表現しかできないのが悲しいと思うくらい不思議な、自然の「作品」に、ただただ圧倒されるしかありませんでした。
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# by fujibakari | 2012-05-29 00:11 | 2008御来光まで