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富士登山をきっかけに富士山ばっかりの富士山馬鹿になりまして・・・。小1から息子を連れて7年目。思い出しながらつづった徒然です。(最新情報ではないためご注意ください。ご参考程度になれば嬉しいです)


by fujibakari

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恐怖と現実のギャップ ~宝永火口6~

岩場や砂地を下ってお鉢の中、
つまり火口の底に近い場所まで行く。

全体的に赤茶色のこの広い空間には、
登れるくらいの大きな石があちらこちらに転がっている。

以前も書いたように、下山で真っ暗闇を通った時は、
御殿場から宝永火口経由で横に富士宮口の六合目まで向かう道は、
目指す場所も自分の周囲も見えず、
全く距離感がつかめないからとにかく長かった。

また、進行方向の道に対して左から右に下がるように斜面があり、
全く全貌が見えないその左の斜面から
大きな岩が落ちて来たらどうしようと、
本気で泣いてしまいそうになりながら焦っていた。

では実際は?
というと、距離は想像より遥かに短く、
落石を心配していた道の左(宝永山)側には
潰されそうになるくらいの大きな石はほとんどなく、
底には休憩出来るベンチまであって和やかムード。

え?こんなもん??
もちろんすぐ登れる距離ではないし、
右(富士山)側のえぐれたところには今にも落ちそうな岩がたくさんある。
しっかり体力を使う本格的なハイキングコースなので、
簡単お気楽!などとは思わないけれど、
精神的に追いやられると、
人ってこんな地獄のような恐怖を自ら作ってしまうのだな、
と納得してしまった。

昔話しで、妖怪や百鬼夜行などが出てくるのもうなずける。
本当の暗闇とはこれくらい人を恐怖に落とし入れるのだな。

次回→火口でランチ

恐怖と現実のギャップ ~宝永火口6~_a0219656_21332580.jpg



私が富士山側に立ち、宝永山方向を写した写真です。
ちょうど真ん中にうっすら線が見えるでしょうか。登山道です。意外にザクザクしているので、下山は膝に負担が少なくて良いのですが、登りは登ってもズリッとずり落ちます。なので、見た目より登りはしんどいようです。
「ようです・・・」と書くくらいなので、実は火口ばかりでまだ宝永山山頂には登ったことがありませんっっ。いつか一度行ってみたいなぁ。
なお、写真はないのですが、本文にあるように、火口の富士山側には、落石の恐れがある大小の岩石がたくさんくっついている状態で怖いです。この何年か後に、ふとあるサイトで宝永山の大規模な落石の動画を見てしまい、かなりぞっとしました。
基本的には危なくはありません。でもここは自然・・・宝永山だけの話ではなく、やはりこういったことが 「起こるかもしれない」 という想定をして自然の中に入らせていただかなければと思いました。



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by fujibakari | 2011-11-12 21:49 | 富士山周辺のお話